2022-02-15から1日間の記事一覧
次に『新古今和歌集』(巻第五 秋歌下 469番)にも採られた寂蓮の秋部の「露」を歌材に詠んだ次の歌を採りあげたい。 物思ふ袖より露やならひけむ 秋風吹けばたへぬものとは 【露は物思うわたしの袖の涙から習ったのだろうか。秋風が吹けば堪えかねて 散…
次に『新古今和歌集』(巻第五 秋歌下 469番)にも採られた寂蓮の秋部の「露」を歌材に詠んだ次の歌を採りあげたい。 物思ふ袖より露やならひけむ 秋風吹けばたへぬものとは 【露は物思うわたしの袖の涙から習ったのだろうか。秋風が吹けば堪えかねて 散…