2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

新古今の景色(37)院政期(12)歌林苑(2)俊恵(2)自薦の代表歌

さて、新古今歌人として無視できない足跡を残した俊恵であるが、正二位大納言源経信を祖父に持ちながら、生涯の大半を地下(※)の僧として暮らしたことも影響して、俊恵に関する消息や歌林苑での歌会を基に編纂したと伝えられる歌撰集などの大半が散失してま…

新古今の景色(36)院政期(11)歌林苑(1)俊恵(1)六条源家三代の歌人

『新古今和歌集』のパトロンであり、事実上の編纂者であった後鳥羽院は、歌論集『後鳥羽院御口伝』(※1)で源経信(※2)源俊頼(※3)俊恵(※4)に至る六条源家の歌人を高く評価し、近き世の歌の上手について述べる導入部に俊恵の祖父・源経信を挙げ、 「大…