さて、いよいよ「道長は清少納言のパトロンか」の結論にせまりたい。 中宮定子付きの同僚女房たちから『少納言は左大臣道長方の人たちと通々なのだ』と疑われて居たたまれなくなり、出仕を退き実家で鬱々と暮らしていた清少納言の許に、定子から貴重な紙が届…
さて、『枕草子136段』では、実家で里居する清少納言を訪れて、藤原道長に追い詰められ孤立状態の中宮定子を訪問して、健気に振る舞う定子や女房の様子を伝えながら「こういう時こそ貴方が中宮のお傍近くにいてお力になるべきですよ」と、優しい言葉で清…
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