2024-01-01から1年間の記事一覧
既に出家していた俊成卿女だが、承久3年(1221)の承久の乱後自分を引き立ててくれた後鳥羽院と順徳院が配流され、さらに、彼女が57歳頃の嘉禄3年(1227)に実妹と夫通具を相次いで失って嵯峨に隠棲していたが、元福元年(1233)5月8日に40歳の娘が…
【新勅撰はかくれごと候わず、中納言入道殿ならぬ人のして候はば、取りてみたくだにさぶらわざりし物にて候。さばかりめでたく候ふ御所たちの一人も入らせおはしまさず、その事となき院ばかり御製として候ふ事、、目もくれたる心地こそし候ひしか。歌よく候ふ…