2019-11-06から1日間の記事一覧

新古今の景色(19)女房文学(12)赤染衛門(4)出生

清少納言、紫式部、和泉式部と共に摂関期の後宮文学を彩った赤染衛門の注目すべき点は、女房というキャリアをほぼ定年まで勤め挙げた一方で、良妻賢母として夫や子供に情を尽くし、かつ、晩年は85才に至るまで第一線の歌人として活躍したところにある。 ま…